GoldenYears 編集部が作成したオリジナルのExcel版無料エンディングノートを入手していただいた方向けの、書き方見本のページです。
エンディングノートの書くべき内容の多さに圧倒される場合は、以下の記事で目的別に優先して書くべき事項をご紹介しております。もし、どの項目から書くべきかわからないという場合は以下の記事からお読みください。
いざ、何かがあったときに、本人の銀行口座は凍結され、ご遺族であっても預金を引き出すのに時間が必要となります。
しかしながら、生命保険であれば、指定されている人からの連絡であれば、電話1本でスムーズに対応してくれる場合がほとんどです。
一時的とはいえ、金銭的な不安をご家族に与えないように、ご自身の「保険」の内容についてきちんと記入をしていきましょう。
はじめに
記入にあたり、以下のいずれかを準備しましょう。
- ご契約内容のお知らせ
- 保険証券
- 契約している保険会社のwebページ(ログインできるもの)
上記にエンディングノートに記載すべき内容が全て記載されています。
もし見当たらない場合は、保険会社に電話をして詳細を確認するもしくは再発行をしてもらうようにしましょう。
保険の種類
どういう時のための保険なのかを確認しましょう。
保険の種類は大きく分けて、生命保険、損害保険、医療保険の3つ存在します。
さらに、それぞれの保険の中で、保障の内容や支払い方法、受け取り方が変わってくる形となります。
- 生命保険
- 定期保険
- 養老保険
- 終身保険
- 損害保険
- 火災保険
- 地震保険
- 自動車保険
- 傷害保険
- 所得保障保険
- その他特定保険(ペット保険、ゴルファー保険、海外旅行保険など)
- 医療保険
- 定期医療保険
- 終身医療保険
- 女性保険
- 貯蓄型医療保険
- 限定告知型医療保険
- 無選択型医療保険
- その他
「はじめに」で準備したものを確認しながら、以下を確認しましょう。
- どんな時に保険金が降りるのか
- いつまでに連絡をすればいいのか
- いくらもらえるのか
- どういう書類が必要なのか
- 保険金受取は誰になっているのか
- 誰に電話したらいいのか
上記が確認できたら、早速エンディングノートに記入していきましょう。
契約書の保管場所を書いておこう
エンディングノートに記載が済んだら、保険関連の契約書などの重要書類の場所を書いておきましょう。
もし申請などを行う際に、情報が不足していた場合に、遺族が確認することができます。
また、念のため、記入時の日付を書いておくと時系列での把握がしやすくなるので、安心です。保管場所を変える場合もあると思うので、エンディングノートの定期的な見直しが必要です。
まとめ
冒頭にも触れましたが、亡くなる前の医療費や、亡くなった場合のご葬儀などで一時的にご家族に金銭的な負荷がかかってしまう場合があります。
最近では、亡くなった直後でも最大150万円まで引き落としができる金融機関もありますが、手続きには公的な書類が必要なため、現金を手にするまでは少し時間がかかってしまいます。
ご自身やご家族、パートナーが困らないように、今回のエンディングノート執筆を機に、洗い出してみましょう。必要に応じて保険の見直しをしてみてもいいかもしれません。
もしもの時があった時に、すぐに動けるようにしておく準備をしましょう。
「保険」について記入が済んだら、次は「医療・介護の希望」について記入していきましょう。