【Excel版】エンディングノート(終活ノート)

高齢者の仕事を一覧表で確認|75歳の後期高齢者でも働きやすい職種と探し方

履歴書の上に立つ男性の人形

この記事のサマリ
  • 高齢者に人気の仕事は事務・警備・清掃など(人気度は男女別で異なる)
  • 75歳以上の後期高齢者は身体に負担がかからない仕事を選ぶ必要がある
  • 高齢者が仕事を探すときには高齢者向けの就職支援サービスが効率的
  • 自分の目と足で仕事を探すのも良い
  • 求職中の高齢者は給付金が受給できる

内閣府が発表した「老後の生活設計と公的年金に関する世論調査」によれば、日本人の7割以上は高齢になっても仕事をし続けたいと希望しています。

しかし実際に高齢者になると、若い頃と同じような働き方はなかなかできなくなってきます。特に後期高齢者と呼ばれる75歳以上だと健康面での不安も生じ、従事できる仕事も限られてくるのが実情です。

高齢者になっても働ける、高齢者向けの仕事は存在するのでしょうか。そして高齢者向けの仕事はどうやって探せば良いのでしょうか。

今回は高齢者向けの仕事のご紹介と、高齢者の仕事の探し方について解説します。

高齢者向けの仕事にはどんなものがある?

注文をとるシニア店員

まずは前期高齢者・後期高齢者の区別なく、会社を定年退職した60~65歳以上の年齢層に人気がある仕事をご紹介していきましょう。

仕事内容によって男性に人気・女性に人気の傾向が変わり、それぞれの仕事で長所や短所も異なります。

仕事内容 人気の男女別 長所 短所
オフィスワーク・事務 男女ともに人気 ・身体への負担が少ない
・長く働きやすい
・採用への競争率が高い
軽作業 男女ともに人気 ・身体の負担が比較的少ない
・シフトの融通が利きやすい
・給料が比較的低い
・単調な作業が多い
警備 男性に人気 ・煩わしい人間関係が少なくてすむ
・給料が高い
・身体への負担が大きい
清掃 女性に人気 ・給料が高い ・不規則な勤務になりやすい
・身体への負担が大きい
接客・販売 女性に人気 ・人とのふれあいが増える ・足腰に負担がかかる
・土日祝日に休みづらい
在宅ワーク・内職 男女ともに人気 ・自分のペースで働ける
・煩わしい人間関係がほとんどない
・出来高制のため収入が安定しない
フレイルの危険性が高まる

在宅ワーク・内職の項目に書かれているフレイルとは、高齢者が要介護になる前のイエローカード状態のことです。

フレイルについては東京都医師会がYouTube動画でわかりやすく説明しています。

75歳以上の仕事にはどんなものがある?

後期高齢者と呼ばれる75歳以上の人が仕事を探すときには、上でご紹介した仕事の中でも、さらに身体への負担が少ない仕事を選ぶ必要があります。

加齢による身体的な衰えが避けられない75歳以上の後期高齢者は、座ってできる仕事や俊敏な動作があまり必要ない仕事に従事した方が楽に働けますし、長く働けます。

例えば以下のような仕事は、75歳以上の人でも働きやすい仕事としておすすめできます。

仕事内容 おすすめポイント
マンション管理人 ・人と交流する機会が増える
・豊富な社会経験が活かせる
・マンション管理士の資格者は収入アップの可能性あり
施設警備員(公共施設・オフィスビル等の警備) ・悪天候でもストレスを受けない
・社会の役に立っている充実感が得られる
コールセンター受付 ・人と会話する機会が増える
・座り仕事なので肉体的に楽

高齢者向けおすすめの仕事探し方法

履歴書と職務経歴書などの書類

高齢者が仕事を探すときには、高齢者向けに特化した就職支援サービスを受けた方が効率よく仕事を探せます。

一般的な転職サイトや就職エージェントサービスでも高齢者向けの仕事は探せますが、対象年齢があらかじめ絞り込まれていた方がわかりやすいですし、相談にものってもらいやすいでしょう。

以下からは高齢者向けの仕事探し方法を3つご紹介します。

高齢者向け求人サイト

厚生労働省の指導により、企業が労働者を募集する際には原則として年齢不問としなければいけません。

そのため一般的な転職サイトに掲載されている求人情報のほとんど年齢不問となっているものの、実際には応募しても採用されないケースがあり、無駄な労力を要することにもなりがちです。

以下のような高齢者向け求人に特化した求人サイトであれば、最初から高齢者が求められているために採用マッチングの確率が高まります。

参考 トップページシニア求人ナビ 参考 トップページシルバーギア 参考 トップページグラン・ジョブ

公共の高齢者向け就職支援

国や自治体の就職支援を活用するのも良い方法です。

例えば公益財団法人 東京しごと財団が運営している東京しごとセンターでは、55歳以上の人が対象となるシニアコーナーを設け、高齢者の仕事探しに役立つ情報提供や仕事紹介を行っています。

シニアコーナーサービスの流れ

画像引用:東京しごとセンター|シニアコーナー(55歳以上の方)

また福岡県の公益社団法人福岡県雇用対策協会では「福岡70歳現役応援センター」の運営を通して、70歳以上の高齢者に対して就業や社会参加を支援しています。

参考 トップページ福岡70歳現役応援センター

お住まいの都道府県や市区町村で高齢者向けの就職支援サービスが提供されていないか確認してみましょう。

自分の目と足で探す・紹介

高齢者にかぎらず、仕事探しをするときに一番頼りになるのは自分自身の目と足、そして直感です。

お住まいの近くや外出先でイキイキと働いている同年代の姿を見かけたら、そこのお店や施設で求人していないか思いきって聞いてみましょう。

仕事中の雰囲気があらかじめわかっている現場であれば、いざ働き始めてからの「思ってたのと違う」を防止できます。

また頼りになる友人や知人から紹介された仕事先も、リアルな人の目を通しているため同様におすすめできます。

高齢者が仕事探しすると給付金が受け取れる

ブタの貯金箱

仕事したいと思い求職活動をしても、すぐに採用されるとは限りません。

求職中に生活資金が不足しないように、国から支給される給付金等の制度を積極的に利用しましょう。

定年等の理由により雇用保険を脱退した高齢者は、次の仕事が見つかるまでの最大1年間高年齢求職者給付金が受け取れます。

また仕事が見つかった後でも他の給付金が受け取れる可能性がありますので、見逃さないようにしっかりチェックしてください。

高年齢求職者給付金やその他高齢者向け給付金制度については以下にも詳しい説明があります。

高年齢求職者給付金とは|類似の給付制度との違い・特徴を比較

まとめ

窓拭きをするハウスキーパー(家政婦)の女性

今回は高齢者が働きやすい仕事と、その探し方について解説しました。

仕事を続けるメリットは収入面だけではありません。高齢者の健康増進や生きがい作りにも役立ちます。

65歳以上、75歳以上になっても仕事を通して社会参加できるよう、今から積極的に仕事探しの準備を始めましょう。

ライター紹介 | 杉田 Sugita

認知症サポーター。父母の介護と看取りの経験を元にした、ナマの知識とノウハウを共有してまいります。


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