- AgeTech企業をわかりやすくカオスマップに!
- 企業の詳細をまとめた表もダウンロード可能
- どんなAgeTech企業があるの?
AgeTech (エイジテック)とは?
AgeTech(エイジテック)とは、高齢者向けに作られたテクノロジーを用いたサービスの総称とされており、年齢のAgeにテクノロジーのTechを付け、AgeTechと呼ばれます。
特に日本では高齢化がますます進んでおり、世界的に見てAgeTechが顕著に進んでいる国としても知られています。
以下の記事では、AgeTechの詳細について説明しています。あわせて参考にしてください。
カテゴリー別のAgeTech
”AgeTech”とひとことで言っても、利用される場面・目的によってさまざまなサービスがあります。
高齢化が進む日本には多くのAgeTech企業があり、Golden Yearsではそれらの企業をカオスマップを用い、カテゴリーごとに整理しました。
- 健康
- 心身の健康・QOLの向上
- 自立支援
- 社会参加
- 組織運営
以下では各カテゴリーについて、もう少し詳しくみていきます。
1. 健康
健康カテゴリーでは、スマートフォンやタブレットなどを用いて、オンラインで健康相談や診療、服薬指導などができるサービスを提供する企業を多く取り上げています。
病院等に足を運ばずに自宅から利用できるため、外出が困難な方や院内感染を気にされている方におすすめのサービスが多くあります。
- 株式会社メドレー:クラウド診療支援システム「CLINICS」
- 株式会社カラダメディカ:オンライン診療「CARADA」
2. 心身の健康・QOLの向上
心身の健康・QOLの向上カテゴリーでは、高齢者の日常生活において、暮らしが心身共により良くなるようなサービスを提供する企業を多く取り上げています。
小カテゴリーとして、家族とのつながり/転倒防止/衣類型デバイス/資産管理/排泄予測 などの様々な分類があることからもわかるように、身体面だけでなく、介護負担の軽減、資産・相続のDXなどを通じて高齢者の暮らしの質を向上させるサービスが多くあります。
- 株式会社Moff:3次元での動作認識が可能なウェアラブル端末「Moff Band」
- Hubbit株式会社:コンシェルジュ付き高齢者向けタブレット端末「Carebee」
3. 自立支援
自立支援カテゴリーでは、高齢者の自立をサポートするサービスを提供する企業を多く取り上げています。
高齢者自身が希望に沿って色々なことをできる社会を実現させるために、見守りサービスやお悩み相談、ITリテラシーのサポート、移動手段の提供などにより生活をサポートするサービスが多くあります。
- 株式会社インフィック・コミュニケーションズ:室内見守りセンサー「LASHIC」
- WHILL株式会社:解体可能な次世代型電動車椅子「WHILL」
4. 社会参加
社会参加カテゴリーでは、年齢を重ねるに連れ外出が困難になったり、社会参加が少なくなったりする傾向の多い高齢者層に向けたサービスが提供されています。
コミュニケーションロボットや就労支援などのサービスを用いて高齢者の社会参加に寄与しているAgeTech企業が多くあります。
- 株式会社MJI:⼈⼯知能を備えたコミュニケーションロボット「タピア」
- 株式会社シニアジョブ:50歳以上のジョブマッチング支援
5. 組織運営
組織運営のカテゴリーでは、介護事業所の業務負担軽減や人材募集などのサポートを行うサービスを提供する企業を多く取り上げています。
- 株式会社ウェルモ:⼈⼯知能によるケアプラン作成サービス「ミルモプラン」
- 株式会社エス・エム・エス:介護職向け求人情報「カイゴジョブ」
AgeTechカオスマップのダウンロード
上記でカテゴリーごとにご紹介したカオスマップですが、全体バージョンはこちらからPDFでダウンロードいただけます。
拡大して詳細を見たい方、保存しておきたい方は、是非ダウンロードしてご活用ください。
AgeTech企業一覧のダウンロード
今回ご紹介した注目企業の他にも、実にさまざまなAgeTech企業があります。
GoldenYearsでは、今回カオスマップに記載した、約 90 社ものAgeTech企業の企業名・事業内容・カテゴリー・ホームページURLを日英両言語でスプレッドシートにまとめました。
スプレッドシートは、以下から無料でダウンロードすることができます。
是非ご活用ください。
まとめ
高齢者の生活と一括りに言っても、健康状態・生活スタイルによっても求められるものは実にさまざま。
ご自身の親御様の生活・ITリテラシーに合わせてベストなサービスを選んでいくことが大事になります。
車椅子等のサービスに関しては、要介護者が利用する際には介護保険が適用される場合もあるので、商品のウェブサイトを注意深く確認することをお勧めします。
尚、本GoldenYearsを運営するHubbitでは、前述したデジタルデバイド解消ツール「Carebee(ケアビー)」を提供しております。
どんな方でもご利用いただける自負はございますので、ご興味がある方は是非お問い合わせください。
目が見えないだけでなく、耳が聞こえにくい・はっきりお話しできないような場合でもご利用いただけます。
お気軽にお問い合わせください。
>>デジタルデバイド解消ツール「Carebee(ケアビー)」のサービス紹介はこちら
Hubbit,incは「より良い最期をITで実現する」をミッションにエイジテック企業No.1となるべく、邁進してまいります。