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【2023年】シニア関西旅行におすすめの観光地|ご家族と行けるプランも紹介

関西旅行

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高柳政道 Takayanagi Masamichi
高柳政道 Takayanagi Masamichi
ライター

生協の売り場責任者と保険推進リーダー、その後、メーカー営業として勤務。自身の老後資金不足への危機感からお金の勉強を開始。FP資格を取得した後、得た知識を周囲に還元するためにWebライター・コラムニストとして独立。1級ファイナンシャル・プランニング技能士とCFPの資格を保有し、「終活」「相続」「保険」「投資(iDeco・NISA)」などの分野に精通。老後に安心して暮らすための知識とノウハウに関して、豊富な執筆実績あり。 ▼保有資格 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CFP(R) DCプランナー2級

この記事のサマリ

  • 関西には「六甲山」「有馬温泉」「嵐山」など歴史ある観光名所が多い
  • USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)や生駒山上遊園地などお孫さん連れで楽しめる施設もある
  • 宿泊地や移動手段のバリアフリーは事前に要チェック

シニア夫婦の旅行先として「関西」方面はいかがでしょうか?

大阪・京都・兵庫は新幹線でのアクセスが可能で、バリアフリー化が進んでいるので観光にはピッタリでしょう。

今回はシニアの関西旅行におすすめの観光地と宿泊地、旅行での注意ポイントを紹介します。

シニアの関西旅行でぜひとも訪れたい観光地7選

有馬温泉

関西地方は歴史が古く、日本書紀にその名前が残っているような観光名所もいくつか存在します。アクセスが良好なこともあり、シニアの旅行先としておすすめです。

そんな関西のなかでも、シニアにおすすめの観光スポットを紹介します。

大阪城公園

大阪でも屈指の観光地である「大阪城」を擁する公園です。実に総面積105.6haという広さを誇り、コンサートやイベントが開催される「大阪城ホール」や「大阪城音楽堂」おしゃれなレストランやショップが入った「ミライザ大阪城」などさまざまな種類の施設があります。

また、花の名所としても有名です。12月下旬~3月にかけて梅林で梅の花、春には「西の丸庭園」で約300本の桜が咲き乱れます。春や冬に訪れて、花を楽しみながらゆっくりと散策を楽しむのも良いでしょう。

参考 大阪城天守閣特別史跡 大阪城公園

六甲山

六甲は兵庫県にある、関西を代表する観光地です。景色を見ながら食事が楽しめる六甲ガーデンテラスや六甲オルゴールミュージアム、布引の滝など多くの見どころがあります。

観光名所が集中している山頂付近にはケーブルカーでアクセス可能で、山頂もバスで移動できます。足腰に自信がない方でもハイキングを楽しめるでしょう。

参考 神戸・六甲山神戸・六甲山公式おでかけサイト

有馬温泉

兵庫県の六甲山のふもとに位置する温泉地で、日本三古湯にも数えられています。古くは日本書紀にその名前が登場することで有名です。

昔ながらの風情が残っている一方でさほど大きな温泉地ではありません。六甲山とセットで宿泊する以外にも、金の湯・銀の湯といった日帰り入浴可能な施設を利用した日帰り入浴もおすすめです。

参考 有馬温泉有馬温泉観光協会公式サイト

姫路城

兵庫県を代表する観光名所の1つで、世界文化遺産にも指定されている名城です。白鷺城の愛称でも知られるとおり、白い城壁が美しいお城として人気があります。シニア世代はもちろん、城や歴史好きのお子さん・お孫さんにも喜ばれるでしょう。

天守閣は5年半の期間を費やした平成の大改修が行われたタイミングで、姫路城本来の美しい白さを堪能できます。

参考 姫路城姫路城公式サイト

嵐山

京都の観光地の中でも、中心部から日帰りで訪れることができる観光地の1つです。京都らしい町並みと大自然の両方を楽しめます。

美しい竹林が作りだす、「これぞ京都」という景色は癒されること間違いなしです。運動が好きな方は嵐山モンキーパークを訪れてみても良いでしょう。

参考 嵐山公園・嵐山東公園京都府公式サイト

竹田城跡

竹田城は、「天空の城」という名称の方が有名かもしれません。天守閣のない石垣のみの山城ですが、9月下旬〜4月上旬の早朝に竹田城跡の周りをぐるり360度白い雲が囲む「雲海」とよばれる光景が見られます。

参考 竹田城跡朝来市公式サイト

熊野古道

足腰に自信のあるシニアの方向け世界遺産の熊野古道を紹介します。熊野古道は奈良県と和歌山県にまたがる参詣道です。

荘厳な雰囲気でありながら、様々なハイキングコースが用意されているのも魅力です。初心者でも気軽に楽しめるコースも整備されているので、山歩きの経験がない方でも気軽に楽しめます。熊野は近年パワースポットとしても注目されているので、健康長寿を願って登ってみてはいかがでしょうか。

付近には川湯温泉や湯の峰温泉など温泉も充実しています。お風呂で汗を流せばリラックスできること間違いありません。

参考 熊野古道熊野本宮観光協会

関西にはシニアがお孫さんと楽しめる施設もある

孫と遊ぶ

シニアの楽しみと言えば、やはり「お孫さん」ではないでしょうか?

関西には、お孫さんと楽しく旅行できるスポットも多くあります。

生駒山上遊園地

安くて景色も抜群な穴場遊園地として知られているスポットで、なんと入場料は無料です。

本格的なアトラクションはもちろん、小さな子供が楽しめるものまで用意されており、シーズンごとに変わる愉快なショーまで楽しめます。

山の上の遊園地だけあって眺望もバツグンです。山のふもとよりも気温が4~5℃ほど低いこともあり、避暑目的で利用するのも良いでしょう。

参考 トップぺージ生駒山上遊園地

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

関西を代表する大型アミューズメントパークです。ハリウッド映画の世界を体験できるアトラクションから、大人気キャラクターに会えるアトラクションまで多種多様なイベントがあります、

ハリウッド映画を観て育ったお孫さんなら喜んでくれることでしょう。

お得な年間パスポートもあり、何回訪れても楽しめます。関西住みの方や、年に何回もUSJに行く方は必見のパスポートなのではないでしょうか。

参考 トップぺージユニバーサル・スタジオ・ジャパン

子供・お孫さんも含めて3世代で旅行するなら、大自然に囲まれた北海道も選択肢になります。以下の記事で北海道の観光地をまとめているので、こちらも参考にしてみてください。

北海道旅行 2023年は北海道へ!シニア旅行のおすすめスポット5選

関西旅行でシニアにおすすめのホテル・旅館3選

旅館

観光地が点在する関西には、ゆっくりと滞在してみたい高級ホテルや旅館がいくつもあります。今回はその中でも、シニアにおすすめのホテル・旅館をいくつか紹介します。

白良荘グランドホテル(和歌山)

白良浜が徒歩30秒という近さにあるロケーションが魅力のホテルで、全室がオーシャンビュー&スカイビューになっています。

貸切風呂もあるので、シニア夫婦や家族でゆっくりとした時間を過ごすのに向いています。四季折々の海の恵みを活かした創作会席も魅力です。

海に近くて潮騒が心地よく響く「磯辺の湯 松風」や、爽快な風景を楽しむ「眺望の湯 潮風」をはじめ、大浴場や貸切風呂も用意されています。1日かけてゆっくりと温泉につかるのも良いでしょう。

参考 トップぺージ白良荘グランドホテル

城崎温泉 西村屋本館(兵庫)

江戸時代に創業し、160年の歴史を誇る純日本旅館です。近年には志賀直哉や与謝野晶子などの文人墨客にも愛された山陰随一の温泉地として知られています。

四季を楽しめる3つのお風呂が用意されており、宿でゆったりと過ごすのに向いています。

庭を囲むように客室が配置されているのも特徴で、四季ごとに変わる庭園の風景を客室からゆったり見ることもできます。

参考 トップぺージ西村屋本館

松葉温泉 滝の湯(大阪)

大阪府貝塚市にある温泉施設です。大阪市内から車を使って約40分で到着できる立地にありながら、敷地には近木川が流れ、滝の音、川のせせらぎが聞こえてきます。

また、天然の「ラドン温泉」を楽しめる施設としても人気です。花崗岩から湧き出る天然のラドン温泉は身体が温まりやすく、一度温まれば冷めにくい性質の温泉とされています。

参考 トップぺージ松葉温泉 滝の湯

関西を旅行するためのポイント

バリアフリー

最後に、シニアが関西旅行を楽しむためのポイントを紹介します。

バリアフリーが徹底された施設・旅館を選ぶ

関西には今回紹介した有馬温泉を始め、白浜温泉、城崎温泉、おごと温泉など、日本書紀にも名前が出るような古湯から日本屈指の名湯までさまざまな温泉地があります。

バリアフリーが整った施設も多く、宿泊先を決めるには温泉の効能やサービスに目が行きがちです。

ただ、どれくらいバリアフリーの環境が整っているかは旅館やホテルによっても異なります。事前にホテル・旅館に電話で問い合わせたり公式webサイトで内装や外観を確認したりしておくと、いざ宿泊した時も困ることが無くて安心です。

もし気になるホテルにバリアフリーが完備されていない場合、思い切って他の地方に旅行することを検討しても良いでしょう。たとえば年中観光客でにぎわう沖縄ではバリアフリーが徹底されているので高齢者でも楽しめます。

沖縄旅行 2023年の旅行は沖縄で決まり!?シニア向けおすすめ観光スポット・ホテル

観光地やホテル・旅館に行くまでの交通機関は要注意

足腰に不安がある場合は、ホテルや旅館に辿りつくまでの交通機関についても事前に調べておきましょう。

車いすの方の場合、バスや電車を車いすに乗っていても利用できるのか、車いす用のトイレはあるのかなどは事前に確認しておきたいところです。

不特定多数の方が利用するバスや電車の利用に不安があるなら、タクシーを利用するという手もあります。運転手の方に付き添ってもらえるので周囲への迷惑を気にせずにリラックスして移動できますし、観光雑誌に載らないようなマニアックなスポットを聞き出せることもあるかもしれません。

まとめ

関西はアクセスが良好な観光地が多く、足腰に自信のないシニアの方でも気軽に旅行を楽しめます。USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)や遊園地などお孫さんと行って楽しめるスポットも多いので、シニアの夫婦旅行以外の選択肢が増えるのも魅力です。

観光地やホテル・旅館ごとにバリアフリーのレベルは異なるので、予約前に一度調べておくと安心でしょう。


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