【Excel版】エンディングノート(終活ノート)

【葬儀の事前準備】良い葬儀社の見つけ方|見積もりの取り方も解説

葬儀社

この記事のサマリ

  • 葬儀社は故人の生前に見つけておくのがベスト
  • 葬儀社の種類やサービス内容の違いを把握し、見積もりが丁寧なところを選ぶ
  • 予算を抑えるなら複数の見積もりを取るのがおすすめ

家族が余命を宣告されたり急な事故に遭遇したりと、大切な人との別れはいつか必ず訪れるものです。

葬儀をして送り出す以上、手配しておくべきものに「葬儀社」があります。とはいえ、冷静になれない中での葬儀社探しが上手くいくとは限りません。亡くなったあとに早く決めてしまい、後悔する方も少なくありません。

そこで本記事では、良い葬儀社を見つけるためのタイミングやポイント、見積もりを受け取る際にチェックしたいポイントを紹介します。

葬儀社を見つける方法・タイミング

検索

葬儀社を決める方法としては、以下の2つのタイミングが考えられます。

  • 生前に葬儀社を決めておく
  • 死後に葬儀社を決める

どのタイミングで葬儀社を決めるのが良いのでしょうか?

生前に決めておくのがベスト

葬儀社を見つけておくタイミングとしては、「まだ元気なうちに決めてしまう」のがベストです。誰を呼びたいのか、自分を最後にどんな形で送ってほしいのかという希望を本人から聞き出すことで、迷わずに故人の希望に合わせた葬儀を行うことができます。

葬式を取り仕切る葬儀社も事前に決めておけば、いざという時に迷うことなく葬儀の準備に集中できるでしょう。

生前に葬儀を予約することで割引を受けることができれば、金銭的にも余裕が生まれます。

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死後に決める場合は早急に考える必要がある

死後に葬儀社を決める場合、時間的な余裕は全くありません。葬儀社の手配は遺体を搬送する段階で必要になるためです。

搬送だけは別の業者に頼み、御遺体を安置した後に本命の葬儀社を決めることもできます。ただ、通夜までの時間はすぐそこに迫っています。

病院から紹介された葬儀社に任せることもできますが、料金や葬儀の体系を後から聞いて納得できないケースもあるかもしれません。

「本人が希望した葬儀をしてあげられなかった……」と後々まで後悔してしまうことも考えられます。

良い葬儀社の見つけ方・見つけるためのポイント

コツ・ポイント

できるだけ早い段階で葬儀社を決めるほうがおすすめですが、次に問題になるのは、「どの葬儀社が良いのか」ということでしょう。家族で懇意にしている葬儀社があれば迷うことはありませんが、多くの場合は自分達で良い葬儀社を見つける必要があります。

どのような葬儀社やサービスが存在するのかを知っておく

ひとくちに葬儀社といっても、その規模・サービスはさまざまです。地元に密着した葬儀社だけでなく、全国規模で運営している葬儀会社も含め、できるだけ多くの会社を比較検討しましょう。

数ある葬儀社から候補を絞り込むためには、希望する葬儀の形式や規模を決めることが重要です。

  • 直葬:葬儀は行わずに火葬のみ行う
  • 一日葬:通夜なしで告別式と火葬を行う
  • 家族葬:身内だけで通夜と告別式を行う
  • 一般葬:身内以外の友人まで含めて通夜と告別式を行う

葬儀社ごとに対応する形式が異なり、それぞれの料金も異なります。形式や料金をある程度想定しておくことで候補を絞りやすくなるでしょう。

スタッフの対応は良いのかを確認

インターネットで葬儀社を探す場合、外観や内容は把握できますが、スタッフの対応は見落としがちです。必ず複数回、対応を直接確認してみることをおすすめします。

葬儀に参列する家族や親族に直接応対するスタッフの品位や対応力は、葬儀を進行するうえで非常に重要です。

電話での応対はもちろん、事前相談で訪れた際にスタッフの応対、服装などをチェックは必須です。葬儀社として選ぶにふさわしいかを確認しましょう。

パンフレットは分かりやすく準備されているか

気になる葬儀社が見つかったら、次は資料請求を行いましょう。

初見でも理解しやすいパンフレットが用意されている会社なら葬儀に関する情報を効率的に仕入れることができます。実際の葬儀までの手続き・準備もスムーズに進むことでしょう。

資料請求のリクエストに対して迅速に対応してくれるかもチェックポイントです。資料請求で迅速に手配してくれるなら、葬儀場の手配や葬儀での遺族対応も期待できます。

家族葬にも対応してくれるか

葬儀の種類としては、親戚以外にも生前に故人が親しかった方を呼んで行う「一般葬」が広く知られています。ただ近年は、家族や限られた親族のみで行う小規模な葬儀を選択する家庭も少なくありません。

葬儀社の方針によっては規模の小さな家族葬や直葬を受け入れていない場合もあります。葬儀を一般葬形式にするよう変更を提案されたり、対応が遅くなったりする葬儀社には注意しましょう。

家族葬でも一般葬と同様に丁寧な対応をしてくれる葬儀社を選びたいものです。

丁寧な見積もりを提示してくれるかを確認する

おおまかな予算を決めたあとは、葬儀社比較サイトなどに記載されているプランで予算内に収まる葬儀社をピックアップしましょう。

丁寧な見積もりを提示してくれることが、良い葬儀社の条件の1つです。

公式サイトやパンフレットにはセット料金が記載されており、見積もりの際の大まかな目安になるでしょう。セット料金に何が含まれるかを確認し、オプションとして何を追加するかを把握できれば葬儀社ごとの料金を比較できます。

ただし、見積もり額に追加料金が発生することもあります。葬儀の最中に何かあった場合に葬儀社に対応を依頼したものが見積もりに含まれないと、請求額が見積もりよりも多くなってしまいます。

費用の増加を防ぐためにも、見積もりの段階で費用をどこまで設定しているか説明してくれる葬儀社を選びましょう。

良い葬儀社を見つけるための見積もりの取り方

見積もり

良い葬儀社と巡り合うための見積もりの進め方やポイントについて解説します。

見積もりの取り方は「インターネット」「個別訪問」の2つがある

見積もりの取り方として、葬儀場に出向く方法があります。実際に葬儀場を見てスタッフとも話ができ、サービスや対応を確認できるのがメリットです。細かな要望も担当者に直接伝えることができるので、故人が希望する葬儀が実現しやすくなるでしょう。

ただし、複数の見積もりが欲しい場合は何社も訪問する必要があり、時間的な制約が発生します。

一方、葬儀社の公式サイトで見積もりを取ることも可能です。自宅にいながら見積もりが取れるため、見積もりに要する時間を節約できるようになります。複数の葬儀社から相見積もりを取れるサイトを使えば、さらに時短につながるでしょう。

ただ、個別に訪問する回数が少なくなることで、スタッフの対応を見る機会が減ってしまう点がデメリットです。

固定費用と変動費用を把握する

見積もりを見る際は、まず「固定費」「変動費」について把握しておきましょう。大きくわけて葬儀にかかる費用は以下の3つに分かれます。

  1. 葬儀費用
  2. 接待費用
  3. 僧侶へのお布施

このうち葬儀費用は固定費用に、接待費用と僧侶へのお布施は変動費用に含まれます。

固定費は、誰が申し込んでも金額が一定の費用です。一方の変動費は会葬者の数などによって、費用が増えたり減ったりします。

葬儀費用は固定とはいえ、ドライアイスが必要な夏場には変動も発生するため注意が必要です。気温や遺体安置所の設備次第で大きく変わります。

これらの費用を項目ごとに洗い出しておき、見積もりの比較に利用しましょう。

見積もりはプランではなく「総額」で判断する

最初に提示されたプランの選択肢から選んでしまうと、希望する葬儀が実現しても総額が予算に収まるかは分かりません。

葬儀費用を決める際は、オプションまで含めた総額で判断することをおすすめします。

予算に収まらない場合はオプションのレベルを下げたり、葬儀の形式を一般葬から家族葬に変更したりといった対応が必要です。

会葬者の人数に合った見積もりかを確認する

出された見積もりの内容が、葬儀に参列する会葬者の人数と照らして妥当なのかを判断することも必要です。

葬儀費用の総額は会葬者の人数に応じて変わる「返礼品」「料理」で大きく異なります。

金額が高すぎる・または安すぎることがないように確認しましょう。

費用を抑えるなら複数の葬儀社から見積もりを取ること

特に死去後に葬儀社を見つける場合は残された時間が多くありません。1社の見積もりだけを見て葬儀社を選んでしまうパターンも考えられます、

ただ、1社からの場合、他社との比較ができません。できるだけ費用を抑えたいと思っているのに、より安く葬儀ができる葬儀社を見つける機会を失っているわけです。

可能な限り複数の葬儀社から料金やサービスを来たうえで葬儀社を決定しましょう。

そのためには最初に解説したとおり、生前に話し合って葬儀社を決めておくことが重要です。

まとめ

良い葬儀社を見つけるためのポイントは「複数社の見積もりを取る」「生前に葬儀社をどこにするか話し合っておくこと」に尽きます。

生前から葬儀の話をするのは不謹慎だと敬遠する気持ちも分かりますが、直前に決めて後悔している方もいます。複数社の見積もりを比較するには相応の時間が必要であり、生前に時間をかけて家族で相談されることをおすすめします。

3つライター紹介 | 高柳政道 Takayanagi Masamichi1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)。老後に安心して暮らすための知識とノウハウを紹介いたします。

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